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iDAP/MacroProソフトウェアは、自動データ処理機能を備えた衛星画像と気象データの統合表示・処理ソフトウェアです。
Dartcom iDAPソフトウェアを使用すると、すべてのDartcomシステムで作成された画像、チャート、アニメーションを1つの統一されたプログラムで表示、処理することができます。MacroProは、iDAPが提供する強力な入力・データ処理・画像作成・出力機能を自動化します。
iDAPには、衛星画像や気象チャートを表示、処理、印刷、エクスポートするための、高機能でありながら使いやすい機能が幅広く含まれています。
Dartcom独自の画像とアニメーション技術は、無制限の画像サイズと滑らかで高品質なアニメーションを提供し、高速な更新、編集機能、時間同期再生機能を備えています。
MacroProでは、新しいデータが生成されると自動的に入力され、画像やチャート上でマクロ処理を自動的に実行し、データを出力することができます。
iDAPとMacroProの主な機能は以下の通りです。
- HRPT、AHRPT、DMSP、Terra、Aqua、Suomi NPP、JPSS、FY-3、LRIT、HRITデータに対応
- 受信した新しいデータやMacroProが作成したデータを自動更新し表示します。
- ヒストグラムプロファイルによる画像強調表示に対応。
- 海面水温、NDVI、NDSI、雲の高さ、雲の温度、降水量などの数値データプロダクトを、内蔵の数式プログラミング言語にて作成
- マスキング、雲を抽出するためのスライス、モザイク作成を用いた標準的な地図投影への画像の変換機能。
- Blue MarbleとDEMによるマスキングやスライシング表示に対応。
- 主要都市ラベル付きの地図オーバーレイと緯度経度線オーバーレイ表示。
- 基準点、台風の軌跡、船舶の航海の軌跡などのベクトルオーバーレイを作成。
- 一般的なグラフィックフォーマット、CSV、Cinesat、SATAID、Autosat、GRIB、PCI Geomatica、ERDAS IMAGINE、ENVI/IDL、GeoTIFF、EPSレベル0、NOAAレベル1Bへの出力機能
- 基本機能
- HRPT、AHRPT、DMSP、Terra、Aqua、Suomi NPP、JPSS、FY-3、LRIT、HRITのデータの読み込み、表示、処理、印刷、出力。
- 複数の画像読み込み・表示、チャート、アニメーションウィンドウの表示
- 入力と出力
- 極軌道気象衛星(HRPT、AHRPT、DMSP)画像のインポート、サブサンプリング、エクスポート。
- 受信データまたはMacroProで作成され更新された新しいデータをで、自動更新し表示。
- 画像やチャートのユーザー定義領域の印刷(オーバーレイ付き)。
- LRITおよびHRITデータをPCI Geomatica、ERDAS IMAGINE、ENVI/IDL、GeoTIFF形式に出力
- 画像やチャートのユーザー定義領域をBMP、JPEG、PNG、TIFF形式にエクスポートして、オーバーレイ付きで出力
- CSV、Cinesat、SATAID、Autosat、GRIBなどのテキストおよびバイナリ形式で、ユーザー定義領域の画像からデータ(ピクセル値、Rawデータ値、較正値、緯度経度)を出力
- 自動処理機能(MacroPro)
- 複数の入力ソースや衛星によるフィルタリングによりファイル名を指定して自動的にデータを読み込み
- 新しい受信データが作成されたり、インポートされるたびに、画像の自動処理を実行。データ処理はマクロセットにより切り替え可能。
- 自動的に濃淡調整、マスキング、エクスポート、印刷、保存、アーカイブ、再投影、プロダクト作成が可能
- 必要に応じて、サブサンプリング、調整可能な最大フレーム、マップ、グリッドのオーバーレイによる自動アニメーション作成が可能
- ログ取得、アラーム出力、ストレージモニタリングによる詳細な診断
- 画像の表示と操作
- カーソル位置の数値、距離と方位、太陽角、プロダクトの物理値を表示するサイドパネル。
- パン/スクロールと拡大/縮小モード。
- カーソルモードでは、画像上の関心のあるポイントの情報をドラッグし値を表示
- プロファイラモードでは、ラインに沿った距離、方位、Raw値、校正済み値、プロダクト値のプロファイルを表示
- 現在の受信局位置を自動的にセンタリングするオプションがあり、移動システムや船舶に最適
- 複数の画像を並べて表示。
- ツールを使って、簡単にウィンドウを配置できる複数のディスプレイをサポート。
- 画像強調
- ヒストグラム対応の画像エンハンス機能(プロファイル、明るさ、コントラスト、オフセット)
- エンハンスメント設定をプリセットとして保存し、素早く呼び出し可能
- シャープ、ソフト、エッジ強調、ぼかし機能
- アニメーション
- 速度の調整、ループ、再生するフレームの範囲の選択、不要なフレームの削除が可能な高品質のアニメーション機能
- フレームに表示される画像の取得時間を表示
- 複数のアニメーションの時間同期再生
- プロダクト作成と分類
- 輝度、温度、SST(海面水温)、NDVI(植生指数)、NDSI(積雪指数)、雲の高さ、雲の温度、降雨率などのプロダクトの作成。
- 設定可能なスケール(線形、対数、分類)、限界値、小数点以下の桁数、色、段階的な合成オプション機能
- CSVインポートとエクスポート
- ピクセル値、Raw値、校正済み値、太陽角、緯度、経度、さらに変換、三角法、指数計算のためのユーティリティ関数にアクセスできる標準的な演算子を備えた数式プログラミング言語
- パレットと数式はプリセットとして保存し、素早く呼び出すことが可能
- パレットキーはフローティングウィンドウに表示され、数式がポップアップ表示
- ナビゲーションとオーバーレイ
- SGP4モデルに基づいて最適化・改良されたアルゴリズムを使用した極軌道画像の高精度ナビゲーション機能
- 色とスタイルが設定可能なマップオーバーレイとグリッドライン
- 記号、色、ラベルを設定可能な受信局位置マーカー
- マーカーシンボル、ラインスタイル、カラー、ラベルを設定可能な基準点、嵐の軌跡、船舶の航跡など、再利用可能なベクター機能のオーバーレイを作成
- Google Earth KML/KMZファイルからのポイントとラインのインポート機能
- 地図投影
- スライシングとマスク機能を備えた、標準地図投影への画像の変換機能。
- マップパラメータ、解像度、サイズ、オーバーレイが設定可能
- 現在の受信局位置にマップを自動的に再センタリングすることが可能で移動システムや移動中の船舶に最適
- マップパラメータをプリセットとして保存し、素早く呼び出すことが可能
- 複数の異なる画像で構成されたモザイク画像が作成可能
- 陸と海のマスキング
- Blue Marble(雲なしの高解像度衛星画像)マスクを作成することで、フルカラーの陸地や海域の画像をグレースケールの画像に適用することが可能
- DEM(デジタル標高モデル)マスクの作成により、陸地や海域にソリッドカラーやグラデーションを適用することが可能
- 可変スライス、不透明度、ブレンディング、データセット、スクリーンブレンディングモードで雲を簡単に抽出